英語版【鬼滅の刃】第2巻 第12話:I CAN’T TELL YOU (言えない)

英語版【鬼滅の刃】第2巻 第12話:I CAN’T TELL YOU (言えない)

第12話でも、まだ引き続き異能の鬼との戦いが続いています。炭治郎と禰豆子の二人がかりでもかなり苦しい戦いとなっていましたが、ようやく鬼を追い詰めるところまでいきました。

英会話で使える【鬼滅の刃】英語表現集

 

"二人を守ってくれれば 攻撃に専念できる…"
(引用:鬼滅の刃 第2巻 第12話)
"If she protects those two, I can focus on the attack."
(引用:DEMON SLAYER: KIMETSU NO YAIBA VOLUME 2 Chapter 12)

 

異能の鬼と戦いあぐねている炭治郎が考えているシーン

ここではfocus on 〜で、「〜に専念する」です。通常は、このようにfocusとonがセットになって使われます。

 

ただ稀に、focus inという形が出てくることがあることも、頭の片隅で覚えておいてください。

 

(例) He can’t focus in class sometimes.:彼は、時々授業に集中できなくなる。

 

 

"この沼の中には殆ど空気もない"
(引用:鬼滅の刃 第2巻 第12話)
"There isss almost no air in this bog!"
(引用:DEMON SLAYER: KIMETSU NO YAIBA VOLUME 2 Chapter 12)

 

異能の鬼が血鬼術の沼の中に入り込んできた炭治郎に言うセリフ

almost noで、「ほとんどない」という意味です。0ではないけれども、かなり程度が少ないときに使います。

 

(例) This food contains almost no fat.:この食品にはほとんど脂質が含まれていない。

 

 

"地上のように動けんのだ"
(引用:鬼滅の刃 第2巻 第12話)
"You can’t move like you do above the ground!"
(引用:DEMON SLAYER: KIMETSU NO YAIBA VOLUME 2 Chapter 12)

 

異能の鬼が血鬼術の沼の中に入り込んできた炭治郎に言うセリフ

ここでのlikeは、様態の副詞節を作る接続詞ということになり、意味は「~のように」です。

 

(例) He behaved there like he never knew me.:そこでは彼は私のことを知らないかのように振舞った。

 

 

"浅はかにも自ら飛び込んできた愚か者め"
(引用:鬼滅の刃 第2巻 第12話)
"You plunged in without a second thought, you fool!"
(引用:DEMON SLAYER: KIMETSU NO YAIBA VOLUME 2 Chapter 12)

 

異能の鬼が血鬼術の沼の中に入り込んできた炭治郎に言うセリフ

second thoughtで、「再考、考え直すこと」という意味になります。ここでのwithout a second thoughtは、「何のためらいもなく」という感じになります。

 

(例) I had second thoughts about that. :僕はそのことに関して考え直したんだ。

 

 

"早く上へ"
(引用:鬼滅の刃 第2巻 第12話)
"I better get going."
(引用:DEMON SLAYER: KIMETSU NO YAIBA VOLUME 2 Chapter 12)

 

血鬼術の沼の中で鬼を切った炭治郎が地上へ戻ろうとするシーン

ここのI better get going.は、I had better get going.のhadが省略された文章です。

 

had better 〜で、「~した方がよい」という忠告や命令の意味を表します。had betterの後には動詞の原形がきます。

 

この表現は若干きつい言い方になるので、人に対して使う時には失礼な印象を与えてしまう可能性があるので注意してください。I think you had better ~のように、I thinkを付け加えるか、他の表現を選択する方が無難かもしれません。

 

主語が「私」や「私達」の場合は、特に問題ありません。

get goingで、「急ぐ、前へ進む、動き出す」などの意味になります。

 

(例) Let's get going, or we'll miss the train.:もう行こうよ。でないと電車に乗り遅れるよ。

 

 

"苦しい!!"
(引用:鬼滅の刃 第2巻 第12話)
"I’m almost out of air."
(引用:DEMON SLAYER: KIMETSU NO YAIBA VOLUME 2 Chapter 12)

 

血鬼術の沼の中で鬼を切った炭治郎が地上へ戻ろうとするシーン

be out of ~で、「~が無くなって」という意味です。

 

(例) We are out of salt.:塩を切らしています。

 

(例) I'm almost out of gas.:そろそろガソリンが無くなりそうだ。

 

 

"この女はおそらく分けられた値の量が多いんだ!!"
(引用:鬼滅の刃 第2巻 第12話)
"She must have received a great amount of blood!"
(引用:DEMON SLAYER: KIMETSU NO YAIBA VOLUME 2 Chapter 12)

 

禰豆子と戦いながら鬼が考えているシーン

must have + 過去分詞で、「きっと〜だったのだろう」という推量の意味です。

 

(例) You must have studied so hard recently.:最近、すごく勉強しているんでしょう。

 

mustは、推量の意味を表現する助動詞です。学校では「〜に違いない」と教えられることもありますが、意味合いとしては、それほど確信がない単なる推量なので、「〜に違いない」と訳してしまうと英語の本当の意図からずれてしまうこともあります。学校のテストなどでは教えられた通りに答えた方が無難ですが、実際には、単に「〜でしょう」「〜だろう」とした方が良いと思います。

 

 

"だが単調な攻撃に慣れてきたぞ"
(引用:鬼滅の刃 第2巻 第12話)
"… I’m getting used to her simple attacks!"
(引用:DEMON SLAYER: KIMETSU NO YAIBA VOLUME 2 Chapter 12)

 

禰豆子と戦いながら鬼が考えているシーン

get used to ~で、「~に慣れる」という意味です。

 

(例) I couldn't get used to the job.:その仕事に慣れることはなかった。


【鬼滅の刃】第2巻 第12話を読むための単語集

opening thread:隙の糸

 

total concentration:全集中

 

water breathing:水の呼吸

 

sixth form whirlpool:陸ノ型 ねじれ渦

 

super natural ability:異能

 

第2巻 第12話は以上です。お疲れさまでした。

 

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