英語版【鬼滅の刃】第2巻 第11話:SUGGESTION (暗示)

英語版【鬼滅の刃】第2巻 第11話:SUGGESTION (暗示)

第11話では、若い女性を毎晩のように襲っていた人喰い鬼との戦いが続いています。炭治郎は二人の一般人を守りながら、異能の鬼が使う血鬼術に苦戦を強いられていましたが、そんな中、箱の中で眠っていた禰豆子が突如姿を現したのでした。

英会話で使える【鬼滅の刃】英語表現集

 

"人間を鬼に変えられる血を持つ鬼はこの世にただ一体のみ"
(引用:鬼滅の刃 第2巻 第10話)
"Only one demon in this world has blood that can turn humans into demons."
(引用:DEMON SLAYER: KIMETSU NO YAIBA VOLUME 2 Chapter 10)

 

炭治郎の回想の中で鱗滝が語るシーン

第1巻1話では、turn into~で、「~に変わる」というのが出てきました。ここでは、turn A into Bで、「AをBに変える」です。

 

(例) We have to turn a plan into action.:我々は、計画を行動に移さなければならない。

 

(例) He turned the crisis into opportunity for future.:彼は、危機を未来へのチャンスに変えた。

 

 

"全て鬼の急所を外れている!!"
(引用:鬼滅の刃 第2巻 第11話)
"I missed all the demon’s vitals …"
(引用:DEMON SLAYER: KIMETSU NO YAIBA VOLUME 2 Chapter 11)

 

炭治郎が攻撃の型を途中で変えたことで鬼の急所を外したシーン

all the + (可算名詞の複数形)で、「~の全て」です。

 

all + 名詞 と all the + 名詞 の違いは何か?
theは、何か限定、特定されたものであることを表すので、炭治郎が特定の人喰い鬼と戦っている場面では、当然all the demon’s vitalsとなります。

 

(例) all children:(特に特定がなく)全ての子供達

 

(例) all the children:(特定の)全ての子供達

 

all the children on the beach (浜辺にいる全ての子供達)のように、on the beachで限定されるような場合には、当然all the childrenとなります。

 

※ここでは、文法書に則って以上のような説明をしましたが、洋書などを読んでいると単にall + 複数形名詞で、限定された名詞を表しているような場合も見られます…

その他、all the + 単数形名詞で出てくる時の意味も紹介します。先に例を出すと、

 

(例) all the book:その本の(中身)全て

 

(例) all the class:クラスの全員

 

(例) all the country:国全体

 

このようにall the + 単数形で、名詞の中のものが全てというような意味になります。

 

 

"気後れするな!!"
(引用:鬼滅の刃 第2巻 第11話)
"Can’t let it get to me!!"
(引用:DEMON SLAYER: KIMETSU NO YAIBA VOLUME 2 Chapter 11)

 

上手く攻撃できない炭治郎が自分自身に言い聞かせるシーン

let ~ get to + 人で、「人が~でくよくよする」です。

 

(例) Don’t let it get to you.:そんなこと気にするな。

 

 

"刻一刻で味が落ちるんだ!!"
(引用:鬼滅の刃 第2巻 第11話)
"She gets lessss and lessss tasssty with each moment that passsses!"
(引用:DEMON SLAYER: KIMETSU NO YAIBA VOLUME 2 Chapter 11)

 

怒った人喰い鬼が炭治郎に対して言うセリフ

with each ~で、「~の度に、~の毎に」という意味になります。

 

(例) I have learned many things with each failure.:失敗の度に、多くの事を学んできた。

 

(例) He got thinner and thinner with each passing day.:彼は日ごとにやせ細っていった。

 

 

"この町では随分 十六の娘を喰ったからな"
(引用:鬼滅の刃 第2巻 第11話)
"I've eaten quite a few sssixteen-year-old girlsss in this town."
(引用:DEMON SLAYER: KIMETSU NO YAIBA VOLUME 2 Chapter 11)

 

鬼が過去に喰った娘達の事を話すシーン

quiteは、「非常に、かなり」という意味で、a fewは、「少しの」という意味です。これらが合わさると、「かなり多くの」という意味に変わってしまいます。

 

quiteとa fewを単純に足し合わせた感じたと「かなり少ない」という意味になりそうですが、実際はその反対で「かなり多くの」となります。注意してください!

 

 

"禰豆子が眠っている間に 儂は暗示をかけた"
(引用:鬼滅の刃 第2巻 第11話)
"I placed Nezuko under a suggestion while she was asleep."
(引用:DEMON SLAYER: KIMETSU NO YAIBA VOLUME 2 Chapter 11)

 

鱗滝が禰豆子に関して語るシーン

put A under Bは、とても英語らしい表現です。直訳的には、AをBの下に置くということですが、この表現で様々なことを言い表せます。

 

(例) The witch placed me under a spell.:その魔女は私に魔法をかけた。

 

(例) The government placed the demonstrator under control.:政府はそのデモ参加者を拘束した。


【鬼滅の刃】第2巻 第11話を読むための単語集

total concentration:全集中

 

water breathing:水の呼吸

 

second form water wheel:弐ノ型 水車

 

第2巻 第11話は以上です。お疲れさまでした。

 

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